衣196「聖書物語」P.30から

衣196「聖書物語」P.30から

県庁に電話すると、善悪の木の実を食べると怖い目に合うぞ、以上の事は考えつかないので、「聖書物語」を読んでいきます。

ある日、ヤコブがレンズ豆のシチューをつくっている。

 

腹ぺこのエサウが狩りからもどる。

 

「そのシチューをくれ。飢え死にしそうだ」

エサウがいう。

 

「かわりに何をくれますか」

と、弟はいう。

 

「何でもやる」

エサウおなかがすいてて、深く考えない。

 

「では、長男の権利をわたしにくれますか」

ヤコブきく。

 

「やるとも。死にそうなときに、権利なんか何の役にもた立たん」

 

「誓ってくれますか」

 

「何だって誓うとも!」

 

ヤコブはこのことを、

母親のリベカにいう。

 

あとは父イサクから正式にみとめられればよい。

 

イサクはからだが弱り、目も見えなくなる。

エサウを呼び、森へ行ってシカを殺してその肉を焼いてくれ、それからエサウを祝福し、おきてにしたがってわたしの財産をゆずろう、といいました。

 

エサウ、弓と矢持って出かける。

 

リベカ父と子の話聞いてた。

 

リベカは、ヤコブエサウと思わせて、ヤコブに財産をゆずらせようと思う。

 

ヤコブはかん高い声とすべすべの肌でばれるという。

 

母には、考えがあった。

 

リベカはイサクの好きな食事を用意し、ヤコブエサウの服を着せ、ヤギの毛皮をその腕にまきつけた。

そして、エサウのがらがら声をまねしなさいよといった。

 

イサクはころりとだまされ、エサウと信じたヤコブに全財産をゆずるといいわたし、息子を祝福。

 

ヤコブが父のへやを出たそのとき、エサウがもどり、大さわぎ。

 

イサクは、すでにいいわたしたことをくつがえすことができない。

 

(なぜできないのだろう?と思う)