衣255-1委嘱の意味
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委嘱(いしょく)の意味は?正しい使い方と例文、関連用語を解説
委嘱の意味は?
「委嘱(いしょく)」とは特定の仕事を一定の期間、他者に任せることを意味しています。
ビジネスの場面だけでなく、行政機関においても使われる言葉です。
この場合には、普段は行政機関に所属していない公務員や民間人を審議会や調査会などのメンバーに任命するといった形で使用されます。
委嘱という言葉は、専門的なスキルを身につけている人に依頼をするといった意味合いがあり、自ずと特定の仕事に限定されるという特徴があります。
例文1: 「監査役を委嘱する」
公認会計士などの専門家に、自社の監査役を引き受けてもらう場合に委嘱といった言葉を用います。
普段は自社の業務に携わっていないものの、監査という特定の仕事で第三者としての立ち位置が必要な人材に依頼をするときに使います。
例文2:「講師を委嘱する」
ビジネス研修や社員研修といった場面では、外部の人材教育の専門家に依頼をする場面も少なくありません。
外部講師は自社の従業員ではないため、委嘱という言葉を使います。
例文3: 「自社の魅力をPRするために、著名な作曲家にCMソングを委嘱した」
事業活動を行っていくなかでは、さまざまな専門家の力を借りることも少なくありません。
自社の製品やサービスのPR、ブランドイメージの向上のためにCMソングを制作する際、作曲という特殊なスキルを持った専門家に依頼をすることもあります。
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受嘱というのは、委嘱を受けるといった意味を持つ言葉であり、特定の仕事の依頼を受ける側が用いるものです。
例文としては、「新入社員にビジネスマナーを教える講師の依頼を受嘱した」という形で用います。
自社とは直接関係のない、外部の人物に特定の仕事を任せる場合に使用するのです。
また、「受委(じゅい)」という言葉も、基本的には受嘱と同様の意味で用います。
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「解嘱(かいしょく)」とは委嘱の対義語であり、特定の仕事を任せていた相手に対してその任務を解くことを指しています。
例文としては、「第三者委員会のメンバーを刷新するため、既存の委員を解嘱した」といった使い方です。
解嘱という言葉は委嘱した相手に使うものであり、任務や担当から外したりメンバーを解任したりする際に使います。
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「委嘱状」とは、特定の仕事を外部の人間に依頼する際に、委嘱する内容などを記載した書類のことを指します。
例文としては、「スキルアップ研修の外部講師に委嘱状を送付した」といった形で使います。
委嘱状は委嘱を依頼する側が発行する書類であり、委嘱する業務の大まかなカテゴリーを記載するケースが多いです。
委嘱状は企業などの組織から、特定の個人に対して発行するものだといえるでしょう。
また、似たような言葉に「委任状」がありますが、これは何らかの理由で本人が出向くことができない場合に、代理人を立てるときに作成する書類です。
委嘱状に盛り込むべき内容としては、委嘱する相手の氏名・委嘱業務・委嘱期間などです。
あらかじめテンプレートを作成しておくと、スムーズに事務処理を進められるでしょう。
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テンプレートとは テンプレート(英: template)とは、「型板」や「鋳型」という意味を持つ英単語である。
テンプレートは「型に流し込んで、同じ形のものをつくりだす」ことから、一般では「定型文」「ひな形」「決まった様式」などの意味で用いられる。また、インターネット上では「テンプレ」と略して用いられる傾向があり、インターネット上で「テンプレ」と書かれた場合は、同じような文章や決まり文句が繰り返されるような状況で用いられることが多い。
テンプレート(template)の語源・由来
テンプレート(template)の語源は「伸子・籡(しんし)」という意味を持つtempleである。伸子とは、布を洗ったり染色をしたりするときに、布幅を左右均等にぴんと張った状態にする棒状のもののこと。「一定の状態にする」という意味から、templateの「型」という意味が生じた。
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福岡市ICT教育推進校 委嘱状、何かついてたなかってのかなあ?