衣272ワクチンと水銀
ワクチンを打たないのもワクチン禍。
と、言う事で、水銀だのなんだの言われて不評であった、防腐剤として、チメロサールからフェノキシエタノール(PE)を1社だけ換えて平成23年度インフルエンザワクチンを供給した。
そうしたところ、平成23年度にあったアナフラキシーショックの副作用51例のうち43例がPE含有のワクチンだった。10万例あたり0.4件のところ、PE含有製剤では、1.4件と突出していた。
防腐剤単体をつかった試験、ワクチン単体をつかった試験、チメロサール入りのワクチンを使った試験。これらの試験では、試験管内での好塩基球活性化試験では表面マーカーCD203cの増強は見られなかった。
しかし、某社のPE入りインフルエンザワクチンでは、アナフラキシーを起こした患者の末梢血を使った試験で、表面マーカーCD203cが増強し、好塩基球が活性化していた。
厚生労働省参考資料[pdf]
ポピュリズムに靡くと、曲学阿世に陥る。対策だけ考えて、どちかが不利益か、不利益具合の天秤を計算抜きに、リスクカウントするだけでは、道を誤る。
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老人ホームなどでのインフルエンザの予防接種も気になりますが、児童養護施設の予防接種も気になります。
親権者の同意がないと打てない
そうで
やはり
副作用が気になります。
https://www.asahi.com/articles/ASN1X463WN1JUTFL00N.html
インフルエンザの感染が心配される時期ですが、虐待などで親と離れた子どもたちが暮らす児童養護施設で、予防接種を受けられない場合があることがNPO法人の調査でわかりました。「親権者の同意」が必要なことが壁になっているといいます。
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