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https://www.childneuro.jp/modules/general/index.php?content_id=80
Q73:発達障害の子どもにはどういう薬が用いられるのでしょうか?
発達障害の子どもへの対応は環境整理が第一です。薬物を使用するのはそれにもかかわらず家庭や学校・園で著しい適応障害がある、自己や他者に身体的危険が及ぶ可能性が高い時などです。
中枢神経刺激薬
自閉症スペクトラムに併存した注意欠陥多動性障害の多動性・衝動性や不注意に対し、メチルフェニデート徐放剤が使われます。刺激薬ではないですが、アトモキセチンも多動や不注意に使用されます。
2)抗精神病薬
定型抗精神病薬(ハロペリドール、クロールプロマジン、ピモジド):多動・衝動性や反抗挑戦性障害、チック、こだわり行動に使用されます。
3)非定型抗精神病薬(リスペリドン、オランザピン、アリピプラゾール):自閉症スペクトラム、攻撃性、興奮、自傷およびチックに使用されます。ただし、保険適応外使用になります。
4)SSRI(フルボキサミン、パロキセチン)、SNRI(ミルナシプラン)、三環系抗うつ薬(イミプラミン、クロミプラミン):こだわり行動、うつ、不安障害などに使用されます。最近は三環系抗うつ薬は副作用の面から使用は少なくなっています。
5)抗不安薬、SSRI、ベンゾジアセピン系(ジアゼパム、クロキサゾラム、ロラゼパム、クロナゼパム):不安、心身症、抑うつ、睡眠障害、緊張、PTSDに使用されます。
6)抗てんかん薬(カルバマゼピン、バルプロ酸、クロナゼパム):気分変調、躁うつ、イライラなどに使用されます。
7)抗ヒスタミン薬(ヒドロキシジン、ジプロヘプタン):不安、睡眠障害に使用されます。
8)循環器用薬(クロニジン、プロプラノロール、グアンファシン):興奮、不安、攻撃性、自傷、チック、PTSD、多動・衝動性などに使用されます。
9)その他
コリンエステラーゼ阻害薬(ドネペジル):認知障害、実行機能を補助します。
リチウム:攻撃性、自傷、うつ、イライラに使用します。
服薬のコンプライアンス(決められたとおりに薬を飲むこと)を高めるために必ず保護者の同意と協力はもとより、できればさらに子どもへの説明と納得を得ておくことも大切です。
(徳島赤十字ひのみね総合療育センター 橋本俊顕/2016年7月QA委員改変
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すごく薬あるけど↓一つ添付文書調べたよ
薬名 アトモキセチン
有効成分 アトモキセチン塩酸塩
効能又は効果
注意欠陥/多動性障害(AD/HD)
その他の副作用
精神神経系
(頻度不明)
頭痛、傾眠、浮動性めまい、体位性めまい、睡眠障害、易刺激性、不快気分、不眠症、早朝覚醒型不眠症、気分変化、振戦、抑うつ気分、錯感覚、不安、感覚鈍麻、幻覚を含む感覚障害、うつ病、攻撃性、リビドー減退、チック、激越、落ち着きのなさ、びくびく感
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↑なんだか殺虫剤ふられたゴキブリみたい
私も向精神薬飲んで、自分の事、殺虫剤ふられたゴキブリみたいと思ったことあるんです。
辛すぎる感覚は経験した事のない人にはわからないと思います。