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https://www.tokyo-np.co.jp/article/131480
自民党総裁選の仕組みは?誰が投票できる? 仕組みを解説
2021年9月17日 15時40分
全体としては、各候補は国会議員1人1票ずつの「国会議員票」382票と、同数が割り当てられた「党員票」382票の計764票を争うことになる。党員票は、党員投票の結果を全国集計し、ドント方式で各候補に比例配分される。
↑ドント方式って何?
◆最終的には「国会議員」意思強く反映
ただ、1回目の投開票で過半数を得た候補がいなかった場合、上位2人による決選投票に移る。国会議員は再度2人の中から投票するが、党員票はそのまま扱わず、各都道府県ごとの集計により1票ずつの47票へと大幅に圧縮される。決選投票になれば国会議員の意思がより強く反映されると言える。
4人が立候補した今回は、票が各候補に分散するため第1回目で過半数の得票を得るのは難しいとみられる。このため、各候補は決選投票も見越し、1回目の投票で下位になってしまった候補やその陣営から決選投票でどう支持を取り付けていくかも視野に入れるとみられる。最終盤まで激しい戦いが展開されそうだ。