衣463-2もう一度、図書を考える
○ブリタニカ
【図書】
(1)→河図(かと)洛書の略称。
(2)書物,書籍,本をいう。
(3)朝鮮王朝(李朝)時代に,朝鮮国王が日本からの通行者に対し,交易規定の一つとして与えた銅印。
これを書契(九州探題の書状)に押して身分の証とした。
世宗即位年(1418)に増給のものが貿易を正常化するためにとった措置で,朝鮮は主として綿花を輸出,日本から銅,銀などを輸入した。
図書は初め世襲的な貿易権の象徴であったが,のちにはその所有権を他へ委譲することもあった。