衣125日本は原発もゴミ焼却場も煙を見ないような?
昨日、ウクライナの
ジャポリージャ原発
(ネット検索すると
ジャポリージャと聞こえて、
ジャポンみたいと思いました)
大きな煙突
煙がモクモク上がってるのを見て
なんで日本の原発と違うのか?
と思って
少し家から近いゴミ焼却場も
一生懸命、煙突見るけど、煙、見えないんですよね!
ー
ネット検索すると
原子力発電所の煙突から出ている煙の正体はなんですか?
欧米の原発は内陸立地ですから、日本みたいに海岸立地と違って、廃熱(電力にならなかった捨てるエネルギー)を水蒸気化して逃がしています。大きな冷却塔はそのためで、運転時には白煙が目立ちます。日本の場合は廃熱はすべて海水で冷却しています。
日本の原発で煙突から逃がしているのは格納容器や原子炉建屋の空調の排気です。垂れ流しではなく、排気をフィルター(水など)を通して、一旦溜めて、放射能を計測し、基準値を超える場合は空気で薄めて、排気しています。
(排出先、空気だけど?)
事故時には福一で問題になった格納容器の気圧を下げるため、ベント弁を開けて、フィルターで有害成分を取り除いて、残りを排気します。福一ではこのフィルターベントが無かったため、広範囲が汚染されました。原子力規制委員会の新規制基準ではフィルターベントが必須となりました。