衣323-3-1ギャーギャー言ってよい、ありのままでよい、という意味か?

衣323-3-1ギャーギャー言ってよい、ありのままでよい、という意味か?

 

般若心経の最後↓

 

羯諦羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提薩婆訶

 

(ぎゃていぎゃてい はらぎゃてい はらそうぎゃてい ぼじそわか)

ギャーテーギャーテー
ハーラーギャーテー
ハラソーギャーテー
ボウジーソワカ
般若心経
(はんにゃしんぎょう)

 

少し前は↓

 

能除一切苦 真実不虚

(のうじょいっさいく しんじつふこ)

あらゆるものは「空」である。

この真実を本当に知る者は、どんな苦しみも、それが概念でしかない自分が築き上げた、さらなる概念であることに気がつくだろう。

だから苦しみから逃れようとして苦しむことなど、あるはずもない。

病などによる痛みや疼きが消えるわけではないが、それらを「苦」と認識して「苦」から逃げようとすることはないという意味だ。

ギャーギャー言わないと、わかってもらえない気がする時は、大いにギャーギャー言うべきだ、と考えて良いでしょうか?

 

故説般若波羅蜜多咒 即説咒曰

(こせつはんにゃはらみったしゅ そくせつしゅわく)

最後に、この真実を見抜く般若の智慧を、短い咒文で讃えたい。

これだけは意味を訳さないで、古代の言葉のまま読んでほしい。昔のままの言葉で読むことに意味があるのだ。

だから言葉の細かな意味は知らなくてもいい。「尊ぶ」という心でもって唱えるだけでいい。頭で理解することが、理解の全てではないのである。

では、その咒文をここに記しておく。

↓の下の方に掲載されている

https://www.zen-essay.com/entry/hannyashingyou