衣479-7同僚の財布から現金盗んだ陸上自衛隊員 懲戒免職処分
同僚の財布から現金盗んだ陸上自衛隊員 懲戒免職処分
10月13日 13時19分
陸上自衛隊 弘前駐屯地の20代の男性隊員が、同僚の財布から現金およそ1万円を盗んだとして13日付けで懲戒免職の処分を受けました。
処分を受けたのは、陸上自衛隊弘前駐屯地の第9偵察隊に所属する20代の男性陸士長です。
陸上自衛隊によりますと、この男性陸士長は去年6月、勤務が終わったあとに駐屯地内にある宿舎で、同僚の財布からおよそ5000円を盗んだということです。
同僚の隊員が財布から金がなくなっていることに気付き、その際に、およそ3年前にもおよそ5000円が財布の中からなくなっていたことを部隊に申告しました。
陸上自衛隊が調べたところ、男性陸士長が合わせておよそ1万円を盗んだことを認め、調べに対し陸士長は「遊ぶ金が欲しくて盗んだ。深く反省している」と話しているということです。
陸上自衛隊は、この陸士長を13日付けで懲戒免職の処分としました。
陸上自衛隊 弘前駐屯地第9偵察隊長の白崎日出美2等陸佐は「このような事案を起こしてしまったことを極めて重く受け止めています。隊員に対する指導を徹底して、再発を防止し、信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。