衣571今朝のお祈りの後の歌「毬と殿さま」

衣571今朝のお祈りの後の歌「毬と殿さま」

昭和4年『コドモノクニ』に発表

されたもののようです。

紀州だから和歌山の歌でしょうか?

二階さんが和歌山だったような?

 

和歌山と言えばミカン

戦後、国がミカンを作れ

と言って

みんな作ったので

ミカンが暴落したの思い出しました。

 

西条八十 作詞/中山晋平 作曲

 

1てんてん手鞠(てんまり) てん手鞠(てまり)
てんてん手鞠の 手がそれて
どこから どこまでとんでった
垣根をこえて 屋根こえて
おもての通りへ とんでった とんでった

 

2おもての行列 なんじゃいな
紀州(きしゅう)の殿さま お国入り
金紋(きんもん) 先箱(さきばこ) 供(とも)ぞろい
お駕籠(かご)のそばには ひげやっこ
毛槍(けやり)をふりふり やっこらさのやっこらさ

 

3てんてん手鞠は てんころり
はずんでおかごの 屋根のうえ
「もしもし 紀州のお殿さま
あなたのお国の みかん山
わたしに 見させて下さいな 下さいな」

 

4お駕籠はゆきます 東海道(とうかいどう)
東海道は 松並木(まつなみき)
とまり とまりで 日がくれて
一年たっても 戻(もど)りゃせぬ
三年たっても 戻りゃせぬ 戻りゃせぬ

 

5てんてん手鞠は 殿さまに
だかれて はるばる 旅をして
紀州はよい国 日のひかり
山のみかんに なったげな
赤いみかんに なったげな なったげな