衣844関 隔断、格段問題

衣844関 隔断、格段問題

↑関係まで書くと、字数を取るので、関に省略しました。

 

隔断(かくだん)

で 

格段も思いました。

 

広辞苑では

1.まるで違うこと。段違い。「ーに劣る」

2.格別。破格。「ーのご配慮を願う」

 

とありますが

 

日本国語大辞典

昭和48年7月1日版には

 

段階や程度が、

標準を越えてはなはだしいこと。

普通の物事や場合と非常に違うさま。

※談義本・古杓木ーニ

「仏神の知恵は隔(かく)段にして」

※詞葉新雅「カクダンナ こよなき」

和英語林集成(初版)「Kakudan(カクダン)ノ チガイワ ナイ」

※いさなとり〈幸田露伴〉四ニ「朝夕気をつけて村の容態(やうす)を見るに馴れし京とは格段の相違」

※雲は天才である〈石川啄木〉ニ「どうしたものか兄の死後、格段な不幸の起ったでもないのに、家運は漸々(やうやう)傾いて来た」

俳諧師高浜虚子〉ニ三「いつもの通り赤い手絡を掛けた丸髷の艶々しく大きいのが格段に目につく」