衣308丸太池公園はモミの木ではなく桜の木?!

衣308丸太池公園はモミの木ではなく桜の木?!

 


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モミの木はクリスマスツリーになるよ!

クリスマスツリーは、なぜモミの木? モミの木やトナカイと人間との関わり

 

街中が華やぎに満ちあふれて、ワクワクするクリスマスシーズン。クリスマスツリーをはじめとした、クリスマスのさまざまなアイテムは、そもそも何に由来しているのでしょうか? クリスマスツリーは、なぜモミの木なのでしょうか? この時期、街でよく目にする、ツリーやリースなどのルーツについて探ってみましょう。

クリスマスの語源や由来、飾りつけの意味とは?
「クリスマス(Christmas)」の語源は、「キリスト=Christ」+「礼拝=mas」。キリスト教の主要な行事ですが、そのルーツは、古代ローマ帝国や、ゲルマン民族冬至の祭だといわれています。太陽神を信仰していた人々にとって、日照時間が短くなる秋から冬は、“死が近づく時期”と恐れられていました。冬至を境に日照時間が長くなることは、太陽神の復活を意味し、その時期に祭が行なわれていたのです。それが後にキリスト教と融合し、12月25日がイエスの生誕祭とされたのだといいます。

 

冬も緑の葉を茂らせるモミの木は特別だった
 イエスが生誕したベツレヘムは、地中海の東にある比較的暖かい地方ですが、クリスマスのイメージとして定着しているモミの木やトナカイは、ヨーロッパ中部や北部に分布しています。これらは、イエスが生まれる前から、その地域でクリスマスのルーツとなる祭があったから、と考えると納得がいきます。ではなぜ数ある木のなかからモミの木が飾られるようになったのでしょうか?

 モミは、マツ科モミ属の常緑針葉樹で、北半球の寒冷地から温帯にかけて約40種が分布しています。日本でも、秋田県から鹿児島県の屋久島にかけて、広い範囲で自生している樹木です。ちなみに、北欧やイギリスにはモミ類は自生しておらず、入手が容易なドイツトウヒが使われることが多いとか。ほかにも、トガサワラ、ウラジロモミ、ゴールドクレストなどの針葉樹がクリスマスツリーとして使われています。

 古代ゲルマン人たちが暮らす北欧は寒さが厳しく、そのなかでも元気に緑の葉を茂らせている常緑樹は、「永遠の命の象徴」として、特別な存在だったそうです。また、中世のドイツでは、モミの木には小人が宿るとされており、食べ物や花を飾ると、小人が集まってきて、人間に力を与えてくれると信じられていました。これらの常緑樹信仰が、クリスマスツリーのルーツだといわれています。

 クリスマスツリーの飾りつけにも、意味があります。いちばん上にはトップスター、枝にはカラフルなボールやベル、杖型のキャンディ、天使の人形などを吊るし、根元にはプレゼントの包みを置く、というのが一般的なパターンですね。

 トップスターは、キリスト生誕時に、賢者たちをベツレヘムへ導いた星を表しており、赤い玉はアダムとイブが食べてしまった知恵の実、リンゴを表しています。先がカールしたキャンディは、羊飼いが使う杖です。羊飼い杖は、群れからはぐれそうになった羊を引き戻すのに使われていたことから、人々の助け合いの心を表しています。

 近年は、生きた木に飾りつけをしてクリスマスツリーとするのが流行しています。針葉樹の鉢植えを買う人も多く、また、子どもの誕生を祝って庭にウラジロモミやドイツトウヒを植え、共に成長してゆくのを楽しみにしている家庭もあるようです。