衣323-2「霧の中」はソードアートオンライン?

衣323-2「霧の中」はソードアートオンライン

すみません、何語か知りませんが↓

Seltsam, im Nebel zu wandern!

Einsam ist jeder Busch und Stein,
Kein Baum sieht den andern,
Jeder ist allein.
 
奇妙だ、霧の中をさすらうことは!
どの草木も石も、それぞれ孤独に佇み、
どの樹も他のものに見向きもしない。

(私の本では、どの樹木も 他の樹木は見えない)
皆それぞれ独りぼっちだ。

 

Voll von Freunden war mir die Welt,
Als noch mein Leben licht war;
Nun, da der Nebel fällt,
Ist keiner mehr sichtbar.
 
私の人生がまだ光で照らされていたとき、
私にとって世界は友に満ち溢れていた;

(この世の中はトモダチと出ましたが友達でいっぱいだったー)
今や、霧が降りてしまい、
もはや何も見ることが出来ぬ。

(もう誰ひとり見あたらない)

 

Wahrlich, keiner ist weise,
Der nicht das Dunkel kennt,
Das unentrinnbar und leise
Von allen ihn trennt.
 
誠に、暗闇を知らぬ者は、賢くないのだ、
暗闇は、避けることができず、
しずかに、その者をあらゆるものから隔絶してしまう。

 

Seltsam, im Nebel zu wandern!
Leben ist Einsamsein.
Kein Mensch kennt den andern,
Jeder ist allein.
 
奇妙だ、霧の中をさすらうことは!
人生とは孤独なものだ。
どの人も他者を知らぬ。
誰もが、それぞれ独りぼっちなのだ。
 ー


これは、南ドイツ、ヴュルテムベルク地方出身の作家、ヘルマン・ヘッセの詩の中でも特に有名な『霧の中にて』という作品です。

この日の裏磐梯は濃霧で、一寸先も見えないほどでした。濃霧に包まれたレンゲ沼の探勝路は、このヘッセの詩を思い出させてくれるほどの詩情があります。

繰り返し『einsam:孤独な』や『allein:1人で』といった言葉が繰り返されるそうです、