衣94-1不動心と表札
和して同ぜず
から
不動心
で
不動産を思った私
別れた夫の座右の銘は不動心
それで、
石垣りんさんの
「空をかついで」
の冒頭の詩思い出しました!
本は12ページから始まります。
https://shinohon.blogspot.com/2010/11/blog-post_1303.html?m=1
「表札」石垣りん
自分の住むところには
自分で表札を出すにかぎる。
自分の寝泊まりする場所に
他人がかけてくれる表札は
いつもろくなことはない。
病院へ入院したら
病室の名札には石垣りん様と
様が付いた。
旅館に泊まっても
部屋の外に名前は出ないが
やがて焼き場の鑵にはいると
とじた扉の上に
石垣りん殿と札が下がるだろう
そのとき私がこばめるか?
様も
殿も
付いてはいけない、
自分の住む所には
自分の手で表札をかけるに限る。
精神の在り場所も
ハタから表札をかけられてはならない
石垣りん
それでよい。
この詩、結婚はどうなるの?
石垣りんさんは独身女性、
結婚したら夫婦別姓かなあ?
子どもは両親の苗字取って長くなるとか?
宇宙人の別次元の話?
でも宇宙人になる気のない私はどうすればいいの?