衣878-1池上彰さんが解説する、 誰でもわかる「SDGs」

衣878-1池上彰さんが解説する、
誰でもわかる「SDGs

2019/12/17

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SDGs(=持続可能な開発目標)」とは、「Sustainable Development Goals(サステイナブル・デベロップメント・ゴールズ)」の略。

 

持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。

 

「『SDGs』というのは、世界を変えるための17の目標です。世界の国々は、さまざまなことで意見が対立していますが、『同じ地球に住む以上、これだけは一緒に取り組んでいきましょう』と決めたものなんですね。サステイナブルとは、持続可能という意味です。これは、地球が私たちの住み続けられる環境であり続けるようにという意味であると同時に、私たちが息切れせずに取り組み続けられることをしよう、という意味があります」(池上彰さん)

 

SDGs」が策定された背景は?
ちなみに、なぜ「SDGs」が定められることになったのでしょうか?

SDGs」を語る上で欠かせないのが、前身となる「MDGsミレニアム開発目標/Millennium Development Goals)」の存在です。2000年に採択された「国連ミレニアム宣言」と、1990年代の国際開発目標を統合したもので、「貧困・飢餓」「初等教育」「女性」「乳幼児」「妊産婦」「疾病」「環境」「連帯」の8つの目標を、専門家間の議論を経て2001年に策定したもの。

MDGs」は、国際社会における開発分野の羅針盤として、2015年までに一定の成果を上げました。一方で、未達成の目標や、時代の移り変わりによる新たな課題に対応するべく定められたのが、「SDGs」。「MDGs」が開発途上国のための目標だったのに対して、SDGs」は気候変動対策など、先進国が取り組むべき課題を含んだ2030年までの国際的な目標です。

17の1↓

1.NO POVERTY ― 貧困をなくそう ―

日本では今、7人にひとりが貧困で苦しんでいます(厚生労働省による2015年国民基礎調査より)。モノが溢れかえる豊かな国である一方で、日本は“貧困大国”と呼ばれることさえあるのです。広がり続けるこの格差は、現代の子どもたち … 続きを読む

2.ZERO HUNGER― 飢餓をゼロに ―

もうすぐ終わる平成は、自然災害の多い時代でした。西日本豪雨北海道胆振東部地震など、今年も多くの自然災害が発生しています。日本各地が被災し、ボランティア活動や寄付をしたという話もよく耳にするようになりました。 今年5月、 … 続きを読む

3.GOOD HEALTH AND WELL-BEING ― すべての人に健康と福祉を ―

「日本は、国民の誰もが健康保険に加入する“国民皆保険”という制度を取り入れています。一方、同じ先進国のアメリカでは、誰もが健康保険に入っているわけではありません。そのため、医療費がとても高額。たとえば、盲腸(虫垂炎)の手術を保険なしですると、100万円ほど掛かります。なので、保険に入っていない人は症状が深刻な状態になるまで、病院に行かない。というより、行けないんです。日本にいると当たり前のように感じる医療保険制度は、世界的に見て、とても恵まれたものなんです」(池上彰さん)

(アメリカはなぜ“国民皆保険”にしないのか?日本は薬害大国でもあります)

4から16も重要ですが飛ばしまして

17.PARTNERSHIPS FOR THE GOALS ― パートナーシップで目標を達成しよう ―

 

「豊かな国は、これからもずっと豊かであり続けられるように。そうでない国は豊かになっていけるように、世界各国が17の目標を達成するために協力し合いましょう、ということですね」(池上彰さん)

 

パートナーは↓でどうなるの?

The Discrete Charm of the Machine:Why the

World Became Digital

なぜ世界はデジタルになったのか

マシーンの離散的な魅力