衣928 One詩の朗読会
先日は糸島市社会福祉協議会のあごらで詩の朗読会をさせて頂き、大変有意義な時間を過ごさせて頂きました、
残念ながら、こちらで呼びかけさせて頂きましたが、一人もお見えにはなりませんでした、
でも昔から1人が大好きな私、
とても有意義な時間を過ごさせて頂き、また詩の朗読会をさせて頂きたいと思っています、1人でも良いらしく、
One詩の朗読会とさせて頂きたいと思います、もちろん、1人が好きな人も集まって下さい、
ストレスの多い社会です、詩はストレス解消になります、
詩人の井伏鱒二さんなどは、
詩を書けば風邪を引かぬ
と歌ってあります、
常に詩的なものの考え方をしていたい、と思います、
ー
霧の中
不思議だ、霧の中を歩くのは!
どの茂みも石も孤独だ。
どの木にも他の木は見えない。
みんなひとりぼっちだ。
私の生活がまだ明るかったころ、
私にとって世界は友だちにあふれていた。
いま、霧がおりると、
だれももう見えない。
ほんとうに、自分をすべてのものから
逆らいようもなく、そっとへだてる
暗さを知らないものは、
賢くはないのだ。
不思議だ、霧の中を歩くのは!
人生とは孤独であることだ。
だれも他の人を知らない。
みんなひとりぼっちだ。