衣298-1松下電器、PCB入りコンデンサー埋めていた!

衣298-1松下電器、PCB入りコンデンサー埋めていた!

 

https://holdings.panasonic/jp/corporate/sustainability/environment/pcb/jn030131-2.html

お客様へのお知らせ:当社敷地内のPCB入り埋設コンデンサ等掘り起こしと適正処理について
公表当時の社名です
 
 
(2003年1月31日掲載)
松下電器では、当社グループ工場敷地内にPCB入りコンデンサ等が埋設されている実態に対処するため、埋設物の掘り起こしに着手し、適正保管と届出を行ないます。また、PCB入り機器等の無害化処理及び汚染土壌の浄化の研究を促進してまいります。

当社では、2002年4月にPCB入りコンデンサの埋設を公表し、その対策を進めている富山松下電器(株)での対応を契機に、当社グループの拠点のうち、PCBを使用した製品を以前製造していた工場と、PCB入り製品を使用していた工場の調査の徹底を図ってまいりました。その結果、従来から対策を進めていた工場を含む4工場及び1工場跡地でPCB入りコンデンサ等を埋設していることを、グループ本社として把握いたしました。2工場については、埋設によると思われる土壌及び地下水の敷地内汚染の実態がわかりましたが、敷地外への汚染拡散はないと考えております。また、他の2工場については、敷地内汚染は検出されないため、敷地外への汚染拡散はないと考えております。なお、1工場跡地については調査中です。地域住民の皆様、関係の皆様にご心配をお掛けすることを誠に申し訳なく存じます。

調査結果を真摯に受け止めると同時に、PCB埋設物の掘り起こし、敷地外への汚染拡散防止、掘り起こした埋設物の適正保管・届出、及び適正処理について、グループ全体として継続して最善の対策を積極的に行なってまいります。そのために、環境担当役員を委員長とする土壌環境対策委員会を、その傘下に土壌環境対策タスクフォースを2月1日付で発足し、特に無害化処理については以下の2点に取組みます。
PCB使用機器については「PCB特別措置法」に基づいて、2016年7月までに適正処理を行うことを推進します。
PCBにより汚染された土壌の浄化については、浄化技術や施設の確立に合わせて推進します。
1.調査結果について
松下産業機器(株)豊中工場(以下、豊中工場)、松江松下電器(株)松江工場(以下、松江工場)の2工場は、埋設によると思われる土壌及び地下水の敷地内汚染がわかりましたが、現在までの対策と調査結果から敷地外への汚染はないと考えております。
松下電器産業(株)高槻工場(以下、高槻工場)、松下電器産業(株)長岡工場(以下、長岡工場)の2工場は、PCB入り使用済み電気機器(照明用安定器)の埋設が聞き取り調査により推定されます。敷地内の土壌及び地下水からPCBは検出されていません。従って、敷地外への汚染はないと考えております。
塚本工場跡地については現在、調査中です。

 

以下、その現状を報告いたします。

(注)特定箇所の事前調査データ
各工場の経過と対策については別紙資料(1~5)をご参照願います。
2.今後の対応と安全対策について
豊中・松江両工場とも遮水工事や揚水浄化等の対策により敷地外への汚染拡散はないと考えておりますが、さらに徹底すべく今後の対応と安全対策については次のように考えております。今後はPCB特別措置法や土壌汚染対策法等に基づいて、適正保管と届出および適正処理を推進してまいります。
その際、それぞれの工場の所轄官庁である府県や市からご指示やご指導に従って、必要な調査・対策を実施してまいります。
高槻・長岡工場は、掘削・取出しを進め、確認できた段階で、適正保管と届出を致します。なお、周辺環境を考慮して継続してモニタリングを実施します。
塚本工場跡地については、早急に行政にご相談の上、詳細調査の実施を進めます。同時に外部への拡散防止を図るため、「鋼矢板による遮水」と「地下水を敷地内に呼込む揚水浄化」の対策を検討します。
3.地域への対応について
まずは、今回の発表内容につき周辺住民の皆様への説明をご要望に応じて実施したいと考えております。そこでは、当社敷地内での状況とそこに至った経過と原因、合わせて今後の対応計画について、説明させていただきます。
また府県および市とご相談する所存です。
以 上

 

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