衣697-1-1介護保険制度のしくみとは?保険料からサービス内容まで基礎知識を網羅
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介護保険制度のしくみとは?保険料からサービス内容まで基礎知識を網羅
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制度が始まった背景
介護保険制度ができた背景は女性の社会進出が進んだこと、社会保障費が増えたこと、施設介護から、家族介護に移行したことによる、女性の負担の増大がその背景にあります。
1960年代ごろの日本であれば、高齢者の割合もそれほど多くなく、介護負担もそこまでではなかったのですが、高齢社会が進んでいる昨今、医療費や介護にかかる費用が非常に高額になってきました。
このような状態を改善するために2000年4月から介護保険制度は整備されました。
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3年ごとに見直しがある
介護保険は3年ごとに定期的に見直される仕組みになっています。高齢化社会は日本でかなりのスピードで進んでおり、細やかな制度改正が求められています。そのため、今後も定期的に制度が変わっていくでしょう。
そのため、介護保険の支払いが始まったばかりという40代くらいの方であっても、今後の制度改正で関わりがでてくる可能性もあるため、少しずつ関心を持つようにするのをおすすめします。
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これまでに行われた改正の例
介護保険制度は3年ごとに改正が行われており、徐々に変化しています。中でも新しいものとしては2018年の改正によって、介護サービスの自己負担額が1割~2割だったのが、1割~3割に引き上げられたことです。これは高齢化が進行することで、徐々に費用負担が増大したことが原因でしょう。
また介護職員の待遇改善や、介護事業者の不正防止などの取り組みを行い、介護の仕事環境を整える取り組みも行なっています。福祉用具レンタル価格の上限設定を行うことで、福祉用具のレンタルサービスが不当に高くなることがないようにしたのもその一つです。
「介護医療院」や「共生型サービス」が新しくできているのも、介護保険制度の改正の影響であり、時代のニーズに合わせて変化が加えられています。
今後の予測
今後の介護保険制度の予測として介護保険サービスは徐々に縮小されていくと考えられています。なぜなら高齢化によって財政はどんどん圧迫されており、その結果、介護保険のサービスの維持が難しくなっているからです。介護保険サービスの自己負担が最大3割になったこともその影響だと考えられます。
それ以外にも介護保険制度の改正で、自己負担額が徐々に増えている傾向にあり、サービスの適用範囲が狭まり、利用者への負担は今後徐々に増大していくと考えられるでしょう。
介護保険料の支払いは40歳から
介護保険料の支払いは40歳から始まります。40歳から保険料の支払い義務が発生し、40歳から死亡するまで永続的に支払わなければいけません。本人の意思で加入するかどうか選べず、必ず加入することになります。
また介護保険料は民間のものにも加入することができ、それは任意で加入できます。将来的な介護を考えるのであれば、今のうちに加入を検討するのもおすすめです。
私は収入が少なく、保険料も年金も減額してもらってます。
自称薬害患者としては、病院は恐いです。
介護保険料も払えていません。でも役所から何の催促もないです?!
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よくある質問
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A:ケアマネージャーとは、介護保険制度の内容に基づいて、ケアマネジメントを行う資格を持っている人です。具体的には、要介護認定の判断や書類作成、ケアプランの作成や管理、子宮限度額と利用者負担額の計算、介護保険制度の利用者や希望者への相談業務などを行なっています。
要介護者とサービスの事業者・自治体間の調整を行っていると考えればよいでしょう。